新型コロナウイルスに感染した時の話(後編)

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これは昨年私と夫が新型コロナウイルスに感染した時のお話です。

💊前編を読む
新型コロナウイルスに感染した時の話(前編)

💊中編を読む
新型コロナウイルスに感染した時の話(中編)

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私と夫は自宅療養だったのですが
本当だったらホテル療養になる予定でした。

元々ホテル療養は希望していませんでしたが
基本的に感染者同士は別にする必要があるとのこと。
保健所の方とも話し合いをした結果
私は自宅療養(猫の世話があるため)
夫はホテル療養ということになりました。

しかし、前編でも書いたのですが
当時感染が爆発中。
ホテルに空きがなく待ちの状態に。
「多分(陽性診断が出た)3日後くらいに空きが出ると思います」
という曖昧な感じに。

ホテル療養をするために必要なものの一覧はネットでダウンロード。
いくつかの書類にサインが必要でした。
スーツケースに荷物を準備して待つことに。
福岡県内で療養用のホテルは確か6ヶ所で、どこになるか分かりません。
メチャクチャ遠い場所になる可能性もありました。

この数日間の夫の口癖は「いやだなぁいやだなぁ」でした。

そしてホテルに移動出来るようになった前日。
保健所の方からの連絡が来ました。
その方は毎日の電話連絡の担当の方とはどうやら別部署らしく
ホテル療養の案内の担当だったようで
「本当にお待たせして申し訳ございません。多分明日か明後日には案内出来ると思うのですが…」
と、非常に申し訳なさそうに電話をしてきました。
ここで何となく違和感。
どうやらこちらが物凄くホテル療養を希望していると伝わっていた模様。

これはチャンスとばかりに夫。
「私も妻もほぼ症状がなく軽症です。身内も近くにおらずもしもの時に頼れる人が身近にいません。なので出来ればお互いに近くで診れる状況の方が良いので、より症状の重い方を優先して下さい(ホテル行くの嫌です)」
ホテル療養が嫌過ぎでスラスラと出てくるそれっぽい台詞!!(笑)

でも、当時流行っていたラムダ株はオミクロン株と違い重篤な症状が出る方も多く
いくら順番とは言え私達のような軽症な人がホテル療養するのはちょっとねって感じ。
保健所の方からも「そうさせて頂けるのでしたらお言葉に甘えさせて下さい」との事でした。
ホテルに行かなくて良くなったのですぐに荷解き(笑)

確か、ホテル療養になると自宅療養よりも数日長く隔離する必要があったはず。
しかも行きは迎えの車が来るのですが
帰りは自分で帰ってねって感じ。
保健所の方曰く、毎日のお弁当は美味しくないらしく
カップ麺とかあるなら持ってきた方がいいと言われました。
洗濯物はコインランドリー使用不可。
お弁当を取りに行く以外で部屋から出ては行けないとかもあったはず。

いつまでこんな世の中が続くのかは分からないですが
あの時は大変だったねって笑えるような日常に戻るといいな。
そう願うばかりです。

次回は番外編として
コロナ感染で保険金が出た話をしたいと思います。

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💊番外編を読む
新型コロナウイルスに感染した時の話(番外編) 

※新型コロナウイルスに感染したのは2021年8月です。
 今とは色々と変わっていると思います。
 当時の一例として見て頂けると幸いです。

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